2008年05月12日

家族って…

「不思議だね、帝架」
「うむ?」
「血のつながりなんてない、一緒の時間もほんのちょびっと、
 特別なにかがあったわけじゃない、それでも――
 ぼくは、こんなに優歌を助けたいと思ってる」

 優しさを知った生物兵器は、百獣の王につぶやいた。

「不思議だね、帝架、それがきっと家族なんだよ」
「家族――」
「うん。家族だから、守りたいと思う。多分それだけのことなんだ」

 不思議だね。不思議だけど――雹霞は朗らかな声音で。

「きっと当たり前のことなんだよね。
 家族って、そういうものなんだよね」

(狂乱家族日記 壱さつめ 第四の乱 約束)
「うそつき」「ちーちゃんは悠久の向こう」がとても面白かったので、
いよいよ「狂乱家族」に手を出してみました。
最初は「普通に面白い」という感じでしたが、
帝架くんと雹霞くん、そして優歌ちゃんがとても好感を持てる子だったので、
みるみる「とても面白い」本になりました。
たぶん明日あたり、いそいそと「弐さつめ」以降を買いに走る予定。

それにしても、こういう「家族愛」とか「友情」とか好きだなあ。
なんか、ものすごく感情移入しちゃうんですよね。
みんなみんな、幸せになって欲しいなあって思います。

「孤独とはね、いてもいなくても同じということだよ。
 存在の否定だ。あり方の否定だ。それはね――とても悲しい。
 一人でいるのと独りであるのとは全然違うことなのだ。
 共に遊べる友達が欲しい。一緒にいられる親友が欲しい。
 愛してくれる恋人が欲しい。競い合えるライバルが欲しい。
 分かってくれる理解者が欲しいし、助けてくれる指導者が欲しい。
 独りは、嫌だ」
「…………」
「だから私達は一族(ファミリー)を――家族を作った。
 それが零崎一賊の原点さ。匂宮や闇口とは本質が違う」

(零崎双識の人間試験 第三話 早蕨薙真(1))
大型連休中に帰郷したあとって、どうしてもホームシックになりがちです。
一人の部屋が静かで寂しくなるんですよね。
電話やチャットをしているときは、そういう気持ちを忘れることができるけど、
五月病みたいに精神的に弱ってるときは、ちょっと辛いです。

「零崎は、絶対に家族を見捨てない」

(零崎軋識の人間ノック 狙撃手襲来)
家族は大事です。


【EDチューン:「同じ空の下で」 by KOTOKO】
posted by 葵日向 at 07:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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