「不思議だね、帝架」「うそつき」「ちーちゃんは悠久の向こう」がとても面白かったので、
「うむ?」
「血のつながりなんてない、一緒の時間もほんのちょびっと、
特別なにかがあったわけじゃない、それでも――
ぼくは、こんなに優歌を助けたいと思ってる」
優しさを知った生物兵器は、百獣の王につぶやいた。
「不思議だね、帝架、それがきっと家族なんだよ」
「家族――」
「うん。家族だから、守りたいと思う。多分それだけのことなんだ」
不思議だね。不思議だけど――雹霞は朗らかな声音で。
「きっと当たり前のことなんだよね。
家族って、そういうものなんだよね」
(狂乱家族日記 壱さつめ 第四の乱 約束)
いよいよ「狂乱家族」に手を出してみました。
最初は「普通に面白い」という感じでしたが、
帝架くんと雹霞くん、そして優歌ちゃんがとても好感を持てる子だったので、
みるみる「とても面白い」本になりました。
たぶん明日あたり、いそいそと「弐さつめ」以降を買いに走る予定。
それにしても、こういう「家族愛」とか「友情」とか好きだなあ。
なんか、ものすごく感情移入しちゃうんですよね。
みんなみんな、幸せになって欲しいなあって思います。
「孤独とはね、いてもいなくても同じということだよ。大型連休中に帰郷したあとって、どうしてもホームシックになりがちです。
存在の否定だ。あり方の否定だ。それはね――とても悲しい。
一人でいるのと独りであるのとは全然違うことなのだ。
共に遊べる友達が欲しい。一緒にいられる親友が欲しい。
愛してくれる恋人が欲しい。競い合えるライバルが欲しい。
分かってくれる理解者が欲しいし、助けてくれる指導者が欲しい。
独りは、嫌だ」
「…………」
「だから私達は一族(ファミリー)を――家族を作った。
それが零崎一賊の原点さ。匂宮や闇口とは本質が違う」
(零崎双識の人間試験 第三話 早蕨薙真(1))
一人の部屋が静かで寂しくなるんですよね。
電話やチャットをしているときは、そういう気持ちを忘れることができるけど、
五月病みたいに精神的に弱ってるときは、ちょっと辛いです。
「零崎は、絶対に家族を見捨てない」家族は大事です。
(零崎軋識の人間ノック 狙撃手襲来)
【EDチューン:「同じ空の下で」 by KOTOKO】


